「ドラえもんの手みたい」と言っていただいた、グリグリの前足。
足だけ白い。サマーカットはおまかせで、ただ短く刈り上げてもらうだけ
だけれど、いつも足を丸くしてくださる。
ふと横を見た時、半目を開け白目をクルクル動かし、鼻をヒクヒクさせ
足をバタつかせ、お腹を見せ爆睡なさるお姿を見ると
"自分達以外に、生きている動物も一緒に暮らしている"と思うと
何だか不思議な気持ちになる。
ソファで同じ体勢で眠り、同じように寝返りを打ち、同じようにため息をつく。
今となってはこれが、このお方が居るのが、当たり前の生活となっている。
そういえばこの人、犬なのですよね。